2016年8月24日水曜日

クラシックマウス2016

もう8月が終わりそうというのに機体が完成しておりません。

でもよくよく考えると去年のロボットは中部初級者大会のあとにアートワークしだしたので去年よりは進捗は早いですね。



全日本大会まであと3か月ということでそろそろ作り始めました。

コンセプトは、

・トレッドを短く
・歯車のモジュールを0.5→0.3
・センサー6つ(壁切れ強化)
・吸引機構搭載
・100gを切る


この辺りを目標に作り始めました。


まず、トレッドについて
今まで、私の機体はモジュール0.5歯数12枚の真鍮ピニオンを使ってました。
(モーターは1717です。)
これはS.T.L.JAPANで購入したものです。



これを使う理由は圧入や接着をしなくてもいもねじを使って簡単に固定が可能だからです。
ですが、これを使うと歯車の位置がモーターから遠くなるので必然的にトレッドが大きくなってしまいます。
よって、新しいピニオンを購入することにしました。
M0.3内径1.5mmのピニオンはなかなか手に入りずらいので海外のサイトkkpmoで購入することにしました。

M0.3・内径1.5mm・真鍮・厚さ2mmでこの値段です。(送料は500円くらい)
注文から発送まで約2週間ぐらいかかりましたが種類の豊富さと値段の安さを考えると、とても良いです。



そして、届いたものがこれです。


 これを使って足回りを作りました。
 

モーターマウントを厚さ3mm、モーターのねじ止め部を厚さ1.5mmで作り、スパーギヤができるかぎり内側にくるようにしました。
これでタイヤの端から端まで65mmです。


他には、軽量化を意識して機体づくりをしました。
吸引するのにそんなに軽量化する意味あるの?と思われるかもしれませんが軽量化すれば必要な吸引力も少なくなり効率が良くなります。

おもに足回りが一番重いので、足回りを中心に軽量化しました。
まず、モーターコネクタが配線するときも邪魔だったのでコネクタを廃止し、基板にじかづけすることにしました。
また、マウントの厚みを薄くするのとスパーギヤの肉抜きを大胆にしました。



ちょっとやりすぎたかなと思いましたが、まぁ大丈夫でしょう。単純なデザインの肉抜きですがタイヤにはめてみるとなかなかいい感じです。


シャフトが長いので少し短く切ったのちに、ナットもナイロンナットに変更します。
あとは基板との固定用ねじを2mmから1.4mmに変更したぐらいです。


基板のほうは1mm厚から0.8mm厚に変更しました。
吸引機構が載ってるので大胆に肉抜きできませんでしが、基板厚と横幅が狭まった関係で前作の基板より軽くなりました。


軽量化の意識はこのぐらいです。
足回りはできてるのでとりあえず基板にのせてみました。


この状態で87g、前作の黒い機体が89g、まだ何もはんだ付けしていないのでまだまだ重くなります。


現在の進捗はこんなところですね。
まだ製作開始したばかりなのでやることいっぱいです。