2017年12月31日日曜日

2017ロボトレース「黒炎」

2017年機体のマシンデータをまとめました。





・マシンデータ

Length125mm
Width240mm(165mm)
Height28mm
Weight135g
Motor1331T006SR×2(走行)
EncorderIE2-400×2
SpurMISUMI M0.3 75T POM
Pinionkkpmo M0.3 20T 真鍮
Wheel&Tire(MZH130G-W3 + MZT302-20)×4
Batterynano-tech Lipo 3Cell 180mAh
ProcessorRX631 100MHz
Motor DriverTB6612FNG
Wall SensorLBR-127HLD×8(ラインセンサ)+GP2S700HCP*3(ゴール&コーナー)
User InterfaceLED×5+Buzzer
GyroMPU6500
PWM Frequency100kHz
Max Speed4.5m/s
Max Accleration9m/s^2
MAX R10 Speed1.35m/s


・大会成績

年度大会名結果
2017年11月全日本大会(予選)20位
2017年11月全日本大会(決勝)11位


・回路図(メイン基板)



・配線図 (GNDベタ外し)



 


・走行動画




・特徴

・6V定格のモータに3セル駆動
・機体の剛性を高めるためにCFRPパイプを使用
 ・メイン基板圧1.6mm、センサ基板厚1.2mm
・ 全日本前の突貫設計
・コーナーマーカーは2個ついてるが1個しか使っていない
・簡単なショートカット走行を実装
・ショートカットバー(24cm)を取り付け可能
・コースアウト時の帰宅走行はまだ未移植


2017年12月29日金曜日

Cheese杯参戦!?

事の発端は12月22日19時ごろ....

マイクロマウスのクラシック迷路の下に今までは布団がありましたが、先週片付けてしまいました。
布団がないと大学で寝づらそうにしていた後輩がいたので、近いうちにレンタカーを借りるイベントはないかと探していました。

しかし、この時期は大会も終わりI.Sysとしてレンタカーを借りてどこかに行くということはありませんでした。また明日、FAフェス がありレンタカーでも借りていけばよかったねという話を笑いながらしていました。「レンタカー借りてたらCheese杯もいけたやん!」など少し頭の悪いことも言っていましたが、その時は誰も本気にしておらず笑い話でした。
でも前部長が「今冬の18切符使えますよ?」の一言で現実感が出てきました。

2500円で東京に行ける!?!?

そのままどうやって行くかをいろいろ話し合い、旅行担当にプランを考えて貰い最安値で大岡山まで行くプランができました。
その後、Cheese杯幹事のdangoくんに連絡を取りました。(21時ごろ)
急な参加でしたが、参加を承認してくれた東工大のdangoくんありがとうございました。


そもそも、なんでこんな頭悪いプランが実行されたか。たぶんみんな疲れて痛んだと思います。このプランを考えている時、同時に実験棟のロボトレースのコースを引きなおしていました。



コース中央辺りをずっと見てるとラインの密度が高いので目が非常に疲れます。コース引きの大変さはロボトレースをやっている大学で何度も引いたことがある人なら分かると思います。
そんなコースを引いてる傍らで18切符東京遠征プランが考えられていました。


コース完成が12時ごろで、福井出発が4時すぎでした。寝ることはできなかったので家で準備だけして福井駅に向かいました。
いつもの限界旅の開始です。Cheese杯の開始時間12:30に合わせるためには行きは18切符だけだと間に合わなかったので少しだけ新幹線(静岡→品川)を使いました。


電車に約8時間揺られて東京に到着しました。以前、福井→下関の14時間鈍行をやったことがありそれに比べたら8時間ぐらい余裕と思ってましたがさすがに疲れました。
大会会場の最寄り駅の大岡山から東京工業大学は非常に近く、駅を出て目の前にありました。


大会会場に着くと案の定言われました。(自分でも少し思ってました。)


大会に到着して感じたことは、「人が多い!」でした。
プチ大会と聞いていましたが、 地方大会レベルに多くの人がいらしていていました。



大会は、クラシックマウスから始まりました。エントリー台数もおおくて20台を超えるたくさんのマウスが参加されていました。
普段は遠くてお会いできない方々のマウスをまじかで見られる良い機会でした。

また、参加者の中には吸引機構をつんだ速いマウスの方々もいらっしゃり負けないようにと思っていました。

中には高校1年生で吸引機構と変則4輪機構をつんだ完成度の高いマウスを作っていて非常に速いタイムをだしている方がおられました。非常にすごいです。
自分が高校生のときはロボットの知識なんて皆無で、ゲームの中でひたすら地球を守っていた記憶しかありませんね。


さて、大会結果としましては、優勝することができました。
以下が表彰式の写真です。副賞として、エレファンテック株式会社からラズパイ3をいただきました。ありがとうございます。


 また、持ち寄りの景品をいただけるということですごく気になっていた本をもらうことにしました。
選んだ時は袋に入っていたのでどんな本かわかりませんでしたが、中を見てみると「みんなにはしあわせになってほしい」という本でした。
帰りの電車で読ませていただきましたが、異次元の話で自分にはまだ早いようです。勉強してきます。



大会後の懇親会では、多くの方とお話をすることができました。特に、早稲田の方とお話したのは初めてだったかもしれません。ありがとうございました。ツイッターではフォローさせていただいている人でも現実世界とリンクできていない人が多いのでこういう大会の場で繋げていきたいです。


↓毎度恒例の機体大集合の写真


(それと、懇親会で自分の長靴にハッピーターンが入れられていたのは全然気づきませんでした。)



今回Cheeese杯を企画・運営していただいた、だんごくんはじめ東工大の皆様大変ありがとうございました。福井大学組も非常に大会を楽しむことができました。
また、懇親会、2次会と多くのマウサーの方とお話ができ有意義な時間を過ごせました。

これが今年最後の遠征でしたが、2018年もできる限り多くの交流会・大会に参加したいと思っておりますので皆様どうぞよろしくお願いいたします。





帰りに静岡でガルパンを見てから帰りました。(福井についた時には22時を回っていました。)


2017年12月27日水曜日

からくり工房合同技術交流会2017

非常に遅くなりましたが、交流会についてまとめたいと思います。


12月9日に東京工芸大学さんと技術交流会を開催しました。

ことの発端は昨年のマウスパーティーの時です。工芸大さんとお話をしていた時に一緒に技術交流会を開きたいよね?という話が出ました。


東京工芸大学も福井大学も同じからくり工房という名前のサークルで活動しています。ではまず、からくり工房とは何ぞや?という話から書いていきたいと思います。


まず、私の所属しているサークル「からくり工房I.Sys」これは福井大学公認のサークルです。平成12年3月21日に設立されました。数字が12321で非常に覚えやすいですね。

このサークルの創設者は現在東京工芸大学で教員をされている鈴木先生です。鈴木先生が学生時代にこのサークルを作り、大学卒業後も勤務先である東京工芸大学で同じように「からくり工房」を作られました。


「からくり工房」は大学としては福井大学と東京工芸大学の2つですが、社会人団体としてもう1つあります。それは「からくり工房A:mac」です。

「からくり工房A:mac」は「からくり工房I.Sys」のOBを中心として結成された社会人のモノづくり団体です。(からくり工房OBが中心なだけでメンバー全員がOBというわけではありません)
また、モノづくり だけではなくサイクリングや登山など多種多様に活動をされています。

このように鈴木先生が作られた「からくり工房I.Sys」から様々な派生が広がり現在3つの姉妹サークルとなっております。




それでは、紹介も終わったことなのでここで少し宣伝を....
私たちの所属するからくり工房I.Sysは公式サイトとwikiの2つのサイトを所有しております。

からくり工房I.Sys
まず公式サイトは各プロジェクトの紹介や活動内容、入賞履歴などサークルを紹介する内容が記載されています。

からくり工房I.Sys wiki 
からくり工房のwikiでは、サークル内の機体を載せています。この更新は1年に1度です。
また、サークル内の初級者用マウスのキットなどの紹介もしております。 


2つのサイトは更新頻度は高くありませんが、新入生に向けてや自分たちのサークルアピールの場として活用しております。もし興味がありましたら1度覗いてみてください。




本題です。
12月9日に東京工芸大学さんと技術交流会を開きました。約1年越しの計画で開催まで持って行けたのは非常にうれしかったです。

まず、交流内容としましたはマウス合宿のようなプレゼン形式でマイクロマウスロボトレース相撲ロボットサークルのキット紹介サークルの運営についてお互いに発表しました。



私もクラシックマウスの設計と補正法の紹介を1時間弱プレゼン発表させていただきました。このような勉強会という場はマウス合宿以外では初めての経験で非常に面白かったです。このプレゼン形式は福井大学と東京工芸大学で交代しながら発表しましたが朝10時から18時近くまでとかなり長時間やっていました。特にサークル内の運営体制の紹介の時はお互いのサークルから意見や質問などが多く飛び交い様々な意見を交えて議論することができました。


プレゼン発表の後は、工芸大さんの研究室?工作室?調整部屋?の紹介をしていただきました。多くの部屋を見せていただいたのですが、部屋がおおすぎて何がどの部屋なのか覚えられませんでした。クラシックマウスのフル迷路が常時置いてあったり、フルオプションのCNCが数台設備されていたり、工作機械が山のようにあったり、ロボカップのコースがひかれている部屋があったりとみてて飽きませんでした。また、NTFのマイクロマウス関係の備品も工芸大で管理されているらしくその倉庫?も見せていただきました。



部屋紹介の後は相撲ロボットのデモ試合(工芸大VS工芸大)を見せていただきました。
マイクロマウスをやっている私としては相撲の試合を見る機会は非常に少ないので相撲の迫力に圧倒されました。マイクロマウスより迫力があるのと、重量感あるものがぶつかり合うのでロマンを感じる人も多いと思います。


最後に、デモを見せていただいた部屋で立食パーティー形式で懇親会をしました。
毎回マウスパーティなどは1時間ちょっとぐらいしか交流できませんが、今回は最終便のバスが出るまでいろんな方と交流をすることができました。
やはり、技術を持ってる人と共通の話題について語り合えるのは非常に楽しいですね。帰りのバスに乗るのが非常に残念なぐらい良いひと時でした。




この度は、福井大学と東京工芸大学での技術交流会を開催するに当たって東京工芸大学の皆様にはにたくさんの準備をしていただきました。おかげで技術交流会は大成功に終わったと思います、ご協力大変ありがとうございました。このような交流会の場をこれからも続けて行けたらと思っております。


夜はカプセルホテルに泊まりました。本厚木駅の目の前のカプホです。3年前の全日本大会でも泊まった場所ですが非常に安いです。


~12月9日(土)終了~


~12月10日(日)開始~
 
せっかく関東に来たのだから東京に行こうという話になっており、あらかじめ全日本大会のマウスパーティーのときに行きたい場所にアポをとっておきました。

それは、東京理科大学Miceさんの部室です。
他大学のサークルがどのように活動しているのか興味があったのでお邪魔できないかと連絡を取りました。ほかにもいろいろいきたかったのですが、福井から車で変える時間を考えたら1箇所しかいけませんでした。


まずはマックで朝食を済ませ、金町に向かいました。首都高を走るのは初めてで分岐の多さに驚きました。そして、集合時間に遅刻....(ごめんなさい)


I.Sysに東京は早かったんや....
30分遅れで金町に到着、東京のコインパーキングの料金の高さに驚きながらも東京理科大学に入ることができました。

理科大に着くとMiceさんの前部長さんが学内を簡単に案内していただきました。大学内から見える東京タワーや大きな図書館、そして大きな食堂? 他大学見学は非常に新鮮でした。
そのまま部室に案内され、迷路部屋と作業部屋を見学しました。部屋を有効活用している感じがあり見習いたい事が何点もありました。特に自己紹介カードはI.Sysでも取り入れたいと思いました。



Miceさんと一緒にお昼を食べ、世間話をしていたらすぐに帰る時間になってしまいました。休みの日なのにI.Sysのために部室を紹介していただき、tanihoさん・前部長Iさん・現部長Tさんありがとうございました。


ということで、濃い2日間でしたがあっという間に終わりました。理科大を出たのが16時ぐらいで夜飯を静岡のさわやかで食べ、福井に着いたのは月曜日の午前2時をまわっていました。大体往復1100kmの旅でした。

 


この次の週は、今年最後の金沢月例会でした。忘年会もかねていて、おいしいから揚げのお店でハピハピできました。今年最後の遠征で楽し思い出ができてよかったです。

(この時、誰もがこれが今年最後の遠征だと思っていた....)


2017年12月3日日曜日

マイクロマウス全日本大会クラシック入賞! その2

つづきです。

2日目の夜はマウスパーティーでした。マウスパーティーには毎年参加しています。
今年も多くの人と交流をすることができました。特に記憶にあるのが海外勢との交流です。

チリ人とロボットについて交流しました。正直英語は得意ではないのでボディランゲージを使いつつ話すことになりました。会話の内容は部品についての話が多かったです。特に歯車をどこで買ってるかと聞かれました。

チリの方々はロボトレーサーを作っているようでロボットを見せていただきました。そのなかのに知っているパーツがありました。それは「ミニッツホイール」です。


昨年プレゼントしたミニッツホイールをちゃんと使ってくれていてうれしかったです。
チリの空気を一年すって日本に帰ってきてくれました 。


そして2日目終了。ホテルに戻ってすぐ寝ました。




3日目、本命の決勝です。
まずは、ロボトレースから。

ロボトレース予選
ロボット名最高タイム順位
黒炎19.42611位

予選より順位が上がっています。ロボトレースはコースが長いので毎年2次走行ができない人が多く現れます。だいたい2次走行を決めると予選の順位より良くなる傾向にあります。毎年決勝位に行けていましたが2次走行を成功したのは今年が初めてでした。


ここで、今年のコースを見てみましょう。


今年もなかなかすごいコースですね。特徴としましてはコース右側の大Rと大Rからの蛸壺、そして最後の湾曲カーブですね。この湾曲カーブは2013年大会にもあったと思います。

私のマシンは探索走行を成功させ、安全そうなパラメーターで2次走行をさせました。私のプログラムだとマーカーが大量に連打されようと区間の最大角速度や角度のログから適切な速度で走るようになっています。ですが私のコース解析ではこの大Rの中に1区間だけ再低速で走れという命令値が入っていました。ですので途中で1か所だけ減速をしてしまいました。これは閾値の調整ミスでした。また、ここのRの速度ももっと出すことができると思いました。

それで、ここの大Rでちょっともったいない走りをしましたが最低速で走るということなく通過することができました。また、開幕のショートカット区間もきれいにショートカットしてくれました。

最後の湾曲カーブだけすべて最低速で走ってしまったのでそこはプログラムの改善余地がありそうです。

以下大Rの閾値を変えてそこの速度を上げた動画(他は2次走行と同じパラメータ)


第3走目では、さらに速度を上げて臨みましたが、大Rの終了後の蛸壺でコースアウトしてしまいました。他の人の走りを見ていてもここでコースアウトする人が結構多かったと思います。速度がのった後のR10で減速しきれなかったのが原因とみています。


第3走目のコースアウトは残念でしたがかけた時間を考えると期待以上の結果でした。今年はロボトレースの参加者のレベルが高く予選の競争率が非常に高かった印象があります。参加台数も昨年に比べて50台近く増えました。来年もこれぐらいのレベルになると予想されます。そろそろ新しいコース解析&走行計画を考えていかなければならない時期かもしれません....



次にクラシック競技の決勝です。

クラシックエキスパート決勝
ロボット名最高タイム順位
黒椿8.3063位

予選が4位だったので出走順は最後のほうでした。今年の目的は入賞することだったので自分の出走終了時に3位以内入ることを目指しました。

予選で探索走行を途中で失敗してしまったので懸念していましたが、決勝では変な動きはしずに終えることができました。
最短走行も3走目と5走目を成功させ私の出走終了時に1位タイムを出すことができました。特に5走目は私のプログラム上速いと予想される経路で用意してきたMAXのパラメータで走ることができ大変満足いく結果になりました。
また、このパラメータの完走率も低くはないことが分かったのでさらに速いパラメータを作りたいと思いました。
この時点で4位が確定し、後は残り3人の出走を見守りました。その結果、運よく全体3位に入ることができました。これは自分の予想以上の成果です。

過去のI.Sysの戦績を見ると全競技合わせても5位が1回、6位が2回だったので4位をとばして3位をとれたことが非常にうれしかったです。また、入賞が確定した時にお声をかけていくださった皆様、ありがとうございました。


あらかじめ入賞が確定したら福井新聞のほうに載せていただけるという話がありましたので、すぐに連絡し大会翌日の新聞に結果を載せていただきました。非常に迅速な対応で新聞記者様のすごさを感じました。



また、すべての競技終了後に技術交流会がありました。たくさんのロボットが並んでおり非常に圧巻です。ロボット以外にも入賞者の副賞も並べられていました。毎年副賞が少しおかしいことで有名なマイクロマウス大会でしたが、今年はFAULHABERの1717モータなどが副賞になっていることを聞きました。しかも12セットあるらしいです。ほかにもHAKKO様のステーションや吸い取り機など値段が高そうな副賞がたくさん並べられていました。


そして、入賞をしたということで何がもらえるか少しワクワクしながら表彰式を迎えました。表彰式では副賞のパネルのみで中身はわからなかったので表彰式後に受け取りに行くという形式でした。
ロボトレースから順番に交換ということで待っていると、アニキさんが2位の副賞でアニメのフィギュアをもらっていました。それを少し笑いつつ自分も副賞を受け取りに行くとブラシレスモータとタオルが渡されました。

副賞のタオルの画像をtwitterにあげました。



プリキュアタオル....

よくわかんない....





ということで、副賞はモータとタオルでした。ありがとうございました。プリキュアタオルはさすがに使いづらかったのでプリキュア好きの後輩にあげることにしました。正直あんなに喜んでもらえると思っていなかったのでタオルをいただけてよかったです。?

ブラシレスのモータは2つありました。これで吸引でもしろということでしょうか。ドローンを作るには数が足りませんし、使用用途は未定でしまっておこうと思います。




以上で今年のマイクロマウス全日本大会が終わりました。毎年、競技参加者が増える中運営が円滑に進んでいるのはボランティアスタッフの皆様やマイクロマウスサポーターズの皆様のおかげです。今年は私はボランティアなしでの参加でしたが、1競技者として非常にスムーズに競技を楽しむことができました。運営に携わった皆様大変ありがとうございました。そして、また来年お会いしましょう。










2017年11月24日金曜日

マイクロマウス全日本大会クラシック入賞! その1

タイトルの通り全日本大会で入賞することができました(3位)。初めてです。
地方大会では入賞することがありましたが全日本大会は上位陣の壁が厚いのと鬼畜迷路にやられることが多くなかなか記録を残すことができませんでした。
今年はその鬼畜迷路を突破し上位のタイムに少しでも近づくことができたので大変満足です。(1位2位とかなり離されてはいますが...)


とりあえず全日本大会について振り返って書こうと思います。
例年通り私は試走会から参加しました。からくり工房I.Sysとしては毎年、「前日組」と「当日組」に分かれて行動します。「前日組」は試走会参加組のことで金曜日の授業をさぼって又は特別処置扱いにしてもらい金曜日から大会に向かいます。例年であれば夜行バスを使うので金曜日に間に合わせるため木曜日の22時頃福井を出発します。ですが今年は飛行機で向かうことにしたので木曜日の夜を最大限に有効活用することができました。

地方大会に参加した時に飛行機の話をすると「え?I.Sysが飛行機使うって!?」みたいな話をよくされました。しかもなぜかこの話がいろんな人に広まっていました。

I.Sysも飛行機使いますよ!

実は飛行機のほうが夜行バスより安いんです。いつも夜行バスで行く場合東京に朝早くつきすぎて2時間ぐらいカラオケで過ごすという行事がありました。それを考慮すると飛行機で言った場合のほうが少し安くなります。


そんなこんなで朝少しドタバタしながらでしたが福井を出発
そして開幕早々部長がやらかしました。



小松空港までのバスで切符をなくし、とりあえずバスに乗せてもらったが降りるとき何も言われなかったので颯爽と空港に入っていく部長。
空港内でバス員さんに少しお咎めを受けていました。


そのあとは普通に手荷物チェックを受け飛行機に乗りました。出発前に機内に持ち込んでいい部品ダメな部品などいろいろチェックしていましたが国内線程度だとそんなに厳しくなく、あっけなかったです。


「今日はこの子」ということで(これが言いたかった)、久々の飛行機です。飛行機旅はあっというまで飛んでいる時間は45分程度だったと思います。



すぐ着いてしまいました。飛行機は早いですね。
これはハーフマウスの板が飛行機から出てくる様子です。


結局これ1回も使うことがありませんでした。ずって持ってくれてたT君ありがとう...
また、空港でご飯を食べていたらいい感じの時間だったので飛行機旅の良さを実感しました。




試走会の時間に間に合うように田町に向かいます。今回の会場は豊洲キャンパスではなく芝浦キャンパスということで間違えやすいですね。昨年の学生大会は豊洲キャンパスだったので芝浦キャンパスは初めてでした。また会場の立地が例年より都会でアクセスはしやすかったです。


さっそく試走会に参加したんですが写真を取るのを完全に忘れていました。大会に行くと多くの人とお話しすることができ非常にためになる話や面白い話を聞くことができます。ですのでいつも写真を撮ったりすることを忘れてしまいます。

いつも試走会では照明によるセンサーの影響をチェックしています。私のプログラムだと会場によってセンサーをキャリブレーションしますがそれでも影響が出る場合だとプログラムを変更しなければいけません。今回の会場は体育館とは違うと聞いていたので照明の影響は少ないと思っていました。実際会場をみてみると照明の影響はなさそうでした。しかし会場の窓からの太陽の影響がかなりありました。太陽様にはかなわないので大会では曇りになるのを願うばかりでした。

クラシックの走りは良好で太陽さえ入らなければ走るであろう状況でした。ちょっとやばかったのはトレースでした。試走会のコースは学生大会のコースだったのですがクロスラインがたくさんあるコースでした。ちょっとそのクロスで誤検知することがあったので急遽会場でクロス判定のプログラムを一新しました。そのかいもありクロスで失敗することはなくなりました。大会では何があるかわからないので非常に怖いですね。

ハーフは気力がなかったのでなげました。



試走会の思い出といえば、他大学の人に「今回はホテル泊まるんですか?」みたいな感じのことを聞かれたことです。

「今回は泊まりますよ」

ええ、泊まりますとも。毎年全日本はホテルに泊まっています。噂では私よりかなり上の時代のひとが大会会場の前の公園で野宿していたとかしていなかったとか....

でも思い返してみれば今年の大会ほとんどホテルとっていませんでしたね。

関西大会→ゲストハウス3000円
金沢草の根→帰宅
中部初級者→愛知の先輩の家
学生大会→日帰りデスドライブ1200km
東日本大会→満喫
中部地区大会→愛知の先輩の家

ホテルを取ったのは関西大会だけですね。毎年関西はホテルを取っています。(人によってはホテルと呼ばないかもしれませんが)
今年の関西大会は昨年の経験を踏まえどこに泊まるかかなり議論になりました。ですがtwitterで大先輩から「昨年でこりてないのか?」といわれるまで、またやばいところに泊まろうとしていました。
大学生活で学んだことは人権は金で買えるということです。

話を戻しますが全日本はホテルに泊まりました。蒲田周辺のホテルです。昨年はちょっと治安が良くないところだったのでそれに比べるとだいぶましでした。
夜ご飯は蒲田駅周辺の焼き肉屋でした。この時半分以上の人が眠さの限界を迎えており寝ながら肉を食べていた記憶があります。また、一人ビールをおいしそうに飲んでいた自称17歳が楽しそうだった記憶があります。




一日目終了。



二日目です。今年は予選からの参加です。
とりあえずそれぞれの競技のと考察を書きます。

クラシックエキスパート予選
ロボット名最高タイム順位
黒椿3.3004位

本命クラシック。予選4位の突破でした、非常にうれしかったです。
毎年クラシックの予選迷路は参加者を殺しにかかっているので走りたくはなかったのですが今年は走らなければいけないようなので緊張していました。
しかも出走順がおかしく、速い人が前に固められている。かなりこれも緊張しました。

探索では、照明の影響か探索終盤でこけてしまいました。今年このマウスは探索でこけたことがなかったので非常に悔しかったです。経路には影響なかったのでそのまま2走目で最短走行させました。西回りと東回りがあり、最終的な記録は西回りを通った時の記録が自分の最速記録になりました。ちょっとひよってMAXを走らせることができな買ったのが唯一の残念でした。


しかし、上の人たちは予選でパラメータの隠しあいをしていたようです。後から生放送で確認しましたがUさんは淡々と4走同じパラメータ?を走らせていました。(タイムがほぼ一緒だった)

非常に高度な情報戦で、速いパラメータでも走る自信があるからこそできる技でかっこよかったです。そんなことできるはずもない私は完走することでやっとでした。




ハーフエキスパート予選
ロボット名最高タイム順位
Scarlet35.26326位

ハーフに関しては時間が足りず、予選でも走らせるかどうか迷ってました。そもそも走るかも怪しい。学生大会前が一番走っていた記憶があります。

とりあえず走らせないわけにはいかないので走らせようと予選に出ました。
自分の番になりモードを選択しモード決定をしようとすると、なぜかモードが決定されない...
私のプログラムだと前センサの値が上昇するとモード決定になるのですがどうやらセンサがクラックしたようです。これは大会前からたまにありなおしたと思っていました。どうしようもないですが基板を適当に触っているとクラックが治り何とかモード決定ができスタートさせることができました。
走りは汚いですが何とか全面探索をすることができ正直驚きました。最短走行に関しては簡単なものは実装してないので斜め走行しかなかったのですが妖怪ピニオン滑りが発動し、結局最短走行は記録なしでした。

もうちょっと時間をかけて来年頑張ります。ちょっと突貫工事過ぎました。



ロボトレース予選
ロボット名最高タイム順位
黒炎6.76020位

最後にロボトレースです。これも2週間前からの突貫工事でしたがかなり力を入れました。
ショートカットも実装済みでコースアウト帰宅モード以外は大体実装することができました。今作は前作の悪かった剛性がないという点を克服するため35gも重くなりましたが一回もクラックがありませんでした。

前作のかなり攻めた設計 → ロボトレース2016機体

大会前には実験棟のコースでも走るようになりました。


大会予選ではショートカットしてくださいと言わんばかりの場所が用意されており、そこをショートカット走行できたのが非常にうれしかったです。ですがなかなかタイムが伸びませんでした。減速マージンと加速マージンを取りすぎていることが原因だと考えられます。そこの見直しが必要だと終わってから気づきました。しかし予選は突破できたのでよかったです。

2017年11月22日水曜日

2017年クラシックマウス「黒椿」

ハセッシュさんのブログを真似て機体データをまとめてみました。



・マシンデータ

Length100mm
Width66mm
Height35mm
Weight110g
Motor1717T003SR×2(走行) + 共立電子のジャンクモータ×1(吸引)
EncorderIEH2-4096×2
SpurMonotaRO M0.3 70T 真鍮(CNC追加工)
Pinionkkpmo M0.3 20T 真鍮
Wheel&Tire(アルミ18本ファンタイプホイール ナロー NCG-115 + MZW2-20 )×4
Suctuion Skirtすきま風防止テープ クリアー H-242
Batterynano-tech Lipo 1Cell 200mAh ×2
ProcessorRX631 100MHz
Motor DriverTB6614FNG×2
Wall Sensor(SFH4550+TPS601)×4
User InterfaceHDSP2000+LED×4+Buzzer
GyroMPU6000
PWM Frequency200kHz
Search Speed800mm/s known straigth: 2.0m/s
Max Speed5.2m/s
Max Accleration20m/s^2
Max Turn Speed


・大会成績

クラシック競技
年度大会名結果
2017年7月関西地区大会準優勝
2017年7月金沢草の根大会優勝
2017年9月全日本学生大会5位
2017年10月東日本大会3位
2017年10月中部地区大会準優勝
2017年11月全日本大会(予選)4位
2017年11月全日本大会(決勝)3位
2018年7月金沢草の根大会準優勝
2018年9月東日本大会優勝
2018年9月台湾大会佳作
2018年9月全日本学生大会優勝
2018年11月中部地区大会3位
2018年12月全日本大会4位

サーキット競技
年度大会名結果
2017年9月全日本学生大会優勝
2017年10月東日本大会優勝
2017年11月中部地区大会優勝
2018年9月東日本大会準優勝
2018年9月全日本学生大会優勝


・3D CAD fusion360




・回路図



・配線図 (GNDベタ外し)



・特徴
・よくある1717モータの3V版を使った変則4輪+吸引機構搭載機
・前作同様トレットをかなり縮めた設計
・高速で走行するようになるとマシンの剛性問題で悩まされ、マウントを板金屋に外注
・基板厚が0.8mm、割れそうで怖い
・電源は2S→秋月小型DCDCで4V→リニア3.3Vレギュレータの順に降圧
・リニア3.3Vレギュレータはロジック用と壁センサー用の2つ
・なぜか吸引探索800mm/s
・電流を非常に食うので最大70Cの200mAhのバッテリーを使用
・探索終了時にいつもかなり電圧が落ちている
・見た目にこだわり名前負け(金色なのに黒椿)
・上部にのってる4文字LCDをフル活用
 例:ゴール座標指定、モードチェンジ、速度・加速度の変更、センサ値表示、
   最短走行前に予想ゴール時間を表示、マシン起動時にバッテリー電圧を表示
・足回りの作りがよく直進性が高い、そのため速度を引き出せる。
・基板はマットブラックに金フラッシュ
・吸引ファンにカーボンシールを貼っているのに誰も気づいてくれない
・歯車が全て真鍮(足回りを重くするのは非常に良くないが今回は見た目重視のため採用)
・吸引の燃費が悪いので吸引モータを変えたい
・使っている金テープは6色入り100円(ダイソー)
参加大会すべてで入賞 (2018中部地区大会まで)




2017年11月10日金曜日

中部地区大会2017

先々週末は中部地区大会に参加しました。毎度恒例の名古屋工学院専門学校です。

今年は試走会終了後に懇親会も参加しました。そのことも書きたいのですが全日本まで時間があまりないので大会についてざっくり書いて終わろうと思います。


中部地区大会にエントリーしたのは、
・クラシック
・支部サーキット
・ロボスプリント

の3競技です。それぞれの結果はクラシック→準優勝、支部サーキット→優勝、ロボスプリント→初戦敗退でした。





まずは、ロボスプリントについて


高校生に負けました。また負けました。出直してきます。





次にクラシック競技について、
今回の迷路はこれです。


そして大会の私の様子



 まず、経路についてですが上の画像の赤色の経路を通りました。直進が得意なマウスとはいえ斜めの経路を選べなかったのは結構タイムに影響が出ると思います。
現在は新しい経路導出プログラムをつくり、斜めの経路を見つけることができるように改良してあります。

また、大会での4走目ではモードを間違えて「絶対走るマンモード」で走らせてしまいました。最速パラメーターをモード9番に、最低パラメータをモード10番に入れていて押し間違えてしまったのが原因だと思います。人為的なミスを減らすためにもこういう順番も気をつけてプログラムしなければいけませんね。



最後にサーキット競技について
今年は学生大会・東に本大会と参加したサーキット競技で優勝することができました。
今回の中部地区大会で優勝することができれば日本で行われている地区大会すべてで優勝ということになります。(初級者大会は除く)

今回の大会前にはサーキットのデバックはしていませんでしたがクラシック用に新しくターンパラメーターを増やしていました。
ですので学生や東日本より早いモードは入れてはいましたが練習もしたことないものなので使うつもりはありませんでした。

しかし、大会ではA:macの先輩がかなり速いタイムで走っていました。タイムを見ると私の東日本大会のタイムより速かったです。これはヤバイと思い、1走目から東日本と同じパラメータで走らせました。
結果は6.038と微妙に勝てない。これはもう上のパラメータを使うしかないと思い2走目をはしらせ1位タイムを出しました。
結果的に1位になることができましたが、出走順の優位な点のおかげで勝てただけで順番が逆だったら上のパラメータは使わなかったと思います。(機体を壊す可能性もあるので)




そんなこんなで中部クラシック2位とサーキット1位という輝かしい成績を残すことができました。景品は図書券とRTバックでしたがバックは既に持っているので部費管理バックとして部に献上しようと思います。


大会運営の皆様、台風の中運営ありがとうございました。非常にスムーズな進行で参加者の一人として大会を楽しむことができました。
それでは、次は全日本大会でお会いしましょう。

2017年10月30日月曜日

東日本大会2017その2 大会当日

前回の続きです。大会当日について。

朝、ネカフェをでて会場に向かうバス停に向かいました。
東日本の参加者が非常に多いのはわかっていたのでバスが出発する30分前ぐらいにバス停に到着しました。バスがくる数分前の状況が下の写真になります。



予想以上に人が多かったです。また、自分はバスターミナルから乗りましたが本厚木駅前のバス停でも多くの人が並んでいました。バスに乗ってる20分はぎゅうぎゅうづめで非常に辛かったです。

会場に着いた後も9時まで中に入れないということで外で待つことになりました。
するとどんどんバスから大会参加者が下りてきました。特に制服を着ている高校生らしき集団が多かったです。ロボット相撲勢でしょうかね。

9時になり受付をすませ、出走リストをもらいました。クラシックの出場台数が70台近くあり驚きました。また、サーキットの出走が最後だったので少し緊張しました。



結果から言うと、クラシック 3位 ・ サーキット 1位 でした。


まず、クラシックから
自分で撮影した大会動画です。トレーサーをされているUさんから教えていただいたアクションカメラで撮影をしました。録画開始や停止がスマホからできるので一人でも録画することができ非常に便利でした。





迷路はこんな感じでした



西側の斜めを通るルートと、東側の直線を通るルートに分かれていました。難易度はそこまで高くない平均的な迷路でした。私のマウスは東側を通ってゴールまで行きましたが東周りでも少しだけもったいない経路を通っていました。

私のマウスが通った経路は上の画像の青色のルートを通りました。でも赤色のルートの方が直線区画が少し多いので早くなったと思います。その点が少し残念でした。


タイムも上位の方にあとちょっとというところまでこれたので非常にうれしかったです。
1位の方にはかなりはなされていますが.....




次にサーキット競技です。
学生大会に続き出場しました。今年2回目のサーキット競技です。
結果は優勝で、学生大会より少しだけ タイムを上げることができました。



学生大会の時より少しだけ直進速度を上げました。もうここまでくると0.1秒タイムを短くするのが非常に難しくなってきます。直進速度・加速度はもう限界なのでターン速度を上げるしかなさそうです。


こんな感じでクラシックもサーキットも入賞することができました。下の画像のように立派な盾もいただきました。
クラシックの景品がマウスのフォトトランジスタでサーキットの景品アールティバックでしたが、このアールティバックは現在3つ目でどう使おうか迷っています。金沢草の根大会で初めていただいたバックは大会遠征の時に必ず持っていっています。







大会終了後は社会人の方とMICEの方、cheeseの方でご飯に行きました。普段I.Sysの私は福井からきているので大会後はすぐに帰ってしまいますが今回は一緒にご飯に連れて行っていただき非常に楽しかったです。いろんな話を聞くことができました。

また、隣の席では女子会が開かれていました 。


女子会に遭遇したのは初めてでしたが外から見てると非常に楽しそうでした。




おわり。次は中部記事を書きます、なるべく早いうちに....

2017年10月25日水曜日

東日本大会2017その1 試走会

東日本大会に参加してまいりました。

東日本大会の会場は東京工芸大学ということで2週間前にも行った気がしますが、また福井からやってまいりました。東日本大会に参加するのは初めてだったのでとても良い経験となりました。



そもそも、東日本大会には参加するつもりはなく学生大会の時にも工芸大の方や先生に参加しませんと言っていたのですが、学生大会の結果が悪かったもので東日本参加したいなと思っていました。そんな中、A:macの大先輩が愛知から車を出すという事でこれは安く東日本に行くチャンスだと思い、連絡しました。



ハーフは壊れているし、トレーサーははんだ付け9割といった状態なのでとりあえずクラシックとサーキットのみエントリーしました。学生大会の経験も踏まえ、いつものターンパラメータ以外に、遅い斜めパラメータと探索の直進だけ加速したものもプログラムに付け加えました。
その時気づいたのですが、学生大会で壁ゲインがおかしかったのは学生大会前日に斜め中の補正ゲインをいじったと思い込んでいた変数が実は壁ゲインの変数をいじっていた説が出てきました。前日にいろいろいじるものではありませんね。
というわけで、クラシックの方を適当にいじって大会に向かいました。




出発は10月14日(土)午前4:48分の福井発の鈍行列車でした。9時には先輩方と岡崎駅で集合だったのでそれに間に合う電車はこれしかありませんでした。その時、私は何をとち狂ったかお出かけBOXを持っていくことにしていました。





このお出かけBOXがめちゃくちゃ重いです。行きも帰りも捨ててやろうかと思いました。
そのぐらい重くて邪魔でした。実際に使ったのは充電器とコロコロとラジペンぐらいでした。


電車でこのお出かけBOXを抱えながら3時間30分揺られ岡崎につき、先輩の車で本厚木に向かいました。車に乗車していたメンバーは、私、α社のT氏、D社のIさん、T社のA先輩でした。
(私以外社会人というのもあり少し緊張していました。)
車の中ではいろんなお話を聞かせていただき、ためになることや、難しすぎてぽんこつな自分にはさっぱりなことなどいろいろありました。


岡崎駅を9時出発で本厚木についたのは大体13時ぐらいでした。それからお昼ご飯を食べようといろんなお店を回りましたがどこも非常に混んでいました。迷った末立ち寄ったのが和食のお店で非常に高級感あるお店でした。



おいしかった昼食です。(先輩におごっていただきました。ありがとうございました!)
おいしいご飯を食べていると気づいたら14時過ぎになっており、約1時間もお店にいました。
実は試走会の日にクラシック競技のデモ走行を頼まれていましたが少し遅れていくことに。


そして、大会会場の東京工芸大学につきました。だいたい14:20ぐらいです。2週間前もきた!
デモには間に合ったのか間に合わなかったのかわかりませんがちょうど行ったら始まりそうな感じでした。とりあえず、観客の前で走らせ探索走行と最短走行がしっかり走るのをデモで確認しました。



会場で少し感じたのが2週間前と会場が変わり照明の影響が少し強くなったと思います。とりあえず私のマシンには影響が出なかったのでラッキーでした。(照明というより窓みたいなものが天井についておりその影響だと思います。)


気づいたら同じI.Sysの後輩Y君もトレースの方でデモ走行を行っていました。


デモが数分おきにありバッテリーがどんどん減っていき大変でした。
ですが、フル迷路を自由に変えて走らせられる機会はそうそうないので非常にありがたかったです。また、デモ終了後にはいろんな迷路に変えて走らせたり、サーキットの練習などをしました。思ったほど試走会参加者は少なく2面もあるフル迷路が結構開いていました。





試走会はあっという間に終わり、懇親会が始まりました。おなじみの会場でおなじみの人がそろっていましたが今回の大会の少し違うところは相撲ロボット勢とROBO-ONE勢がいたことです。ROBO-ONE勢は1方しかいらっしゃっていないようでしたが、相撲の方は数人きていました。



うちのサークルは相撲ロボットにも参加しているのでどんな競技かは知っていますが100g級があるのは初めて知りました。すごく小さくてかわいいです。




懇親会ではいろんな人に名刺を配りつつ、上位陣の方にマウスの制御のことを聞いたり協賛企業の方にお話を伺ったりマウサー同士でロボットを見せ合ったりしました。やっぱり同じ趣味を持ち合わせた人同士でお話をするのは楽しいですね。自分のスキルアップにもつながります。




懇親会の最中はずっと時間を気にしていました。実は懇親会のあとに海老名まで行って映画を見てこようと計画を立てていました。すでにチケットを取ってあるので遅刻することはできません。懇親会終了と同時に急いでバスに乗り映画館がある海老名に向かいました。


懇親会会場をすぐ出たおかげか上映時間には余裕をもって到着することができました。


席は最前列の中央を取りましたがtwitterで厄介オタク席だとたたかれました。
実際一番前の席はすごく首が痛く、全体が見えません出した。福井の映画館だとスクリーンが大きくないので一番前でも大丈夫でしたが都会の映画館ではそうはいきませんでした。
映画上映開始日に見れてとても良かったです。


映画が終わったのは大体日付が変わるぐらいでした。私は宿をとっていなかったので本厚木の駅前のネカフェで一晩を過ごしました。非常に朝から晩まで予定ぎっちしの濃い一日でした。