この記事はマイクロマウス Advent Calendar 2025の3日目の記事です。
昨日は"PIDream.net"さんの「壁センサの線形化」でした。
マイクロマウスにおける壁センサの取り扱いは非常に大事なので、参考になりますね。
さて、この記事は二千年... 若しくは... 二万年後の君へ書いています。
今回のテーマは「誰でも作れる、シリコンタイヤ !」です。
ロボトレースの競技に参加していると、テカテカのタイヤを使ってる人が一定数います。
彼らは一体何なんでしょうか?どこでそのタイヤを買ってるのでしょうか?
その謎を探るべく、私はアマゾンの奥地へと向かいました。
はい、タイヤの工学などは正直専門外なので、とりあえず見様見真似で作って走らせます。
とりあえず、以下のものを集めてガチャガチャしたら最低限走るものにはなったので紹介します。
~材料 ~
①ホイール ・・・・・今回、幅12mmのホイールを用意しました
②両面テープ ・・・・・ニチバン 両面テープ ナイスタック (強力) 25mm×9m NW-K25
③スポンジ ・・・・・イノアック ポロンスポンジロール 1.5t 黒 L32-1.5
④セロハンテープ ・・・・・3M スコッチ 透明テープ 12mm×35m
⑤シリコンシート ・・・・・シリコンシート(黒・1枚入) 220mm×320mm
~機材~
⑥ペーパーカッター・・・・・ WORKLION ペーパーカッター 軽量ミニ裁断機
まずは、ご家庭の3Dプリンタでギア付きホイールを印刷します。
0.2mmノズルを使用したら結構きれいに印刷できました。
ノウハウとしては、④と⑤について貼る方向と剝がす方向そして、その位置を決めています。
(ホイール自体にボールペンでしるしをつけています。)
ここに関しては何度も張り替えてるとコツがつかめると思います。
はい、完成!
テープを巻くだけで完成!思ったより簡単。
④のセロハンテープは⑤のシリコンシートを交換したときに③のスポンジを傷つけない役割があります。これがないとスポンジがボロボロに...
また、この作業を簡易化するために以下のものを使用しています。
⑥のペーパーカッターが界隈では流行ってるみたいです。
いい感じの位置にシリコンシートの切れ端を貼って 毎回同じ幅でカットできるようにしています。私の場合は、幅12mmでカットしています。
カットしたものに対して、斜めに切り込みを入れています。
これに関してはちょうどいい長さで切れるように治具を3Dプリンタで作成しました。
たくさん作る必要があるものだからこそ、1個作成する時間をなるべく短くしたいですね。

ブログに載せる用 pic.twitter.com/ECKpeBitEP
— あこちゃん(本物) (@25Isys) December 2, 2025






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