2016年7月12日火曜日

関西地区大会

関西地区大会に参加してまいりました。

地方大会に参加するとシーズンが始まった感じがしますね。
毎年、金沢草の根大会がシーズン初めの大会でしたが、今年は関西地区大会の方が速いみたいです。

関西大会は例年より2か月ほど早いですね。あと昨年は立命館でしたが今年は大阪のATCで開催していました。大会会場ではメイカーズバーザール大阪2016も同時開催しており、いろんな展示を見て回ることができ良い観光となりました。



さて、大会について話すとしましょう。
私はマイクロマウスハーフサイズとロボトレース競技に参加しました。クラシックマウスは昨年全日本大会に出した黒いやつを出場させようかと思いましたが、なぜかレギュレータが発熱しだしたので部品をばらしていたら戻せなくなってしまいました。
ですので、2台のエントリーです。


大会会場の様子はこんな感じでした。





まず、ロボトレース競技では関西地区大会は吸引機構がOKということで吸引トレーサーで参加しました。関西地区大会は5回走ることができるというルールもあり、4走目、5走目でショートカット走行を決めて優勝することができました。




今回の大会で、ショートカット終わりのバグや走行ラインについて再検討しなければいけないとわかり、大変貴重な場となりました。
また、関西圏のいろいろな高校、大学、大人の機体を見ることでができ、いい体験ができました。


大会景品は好きなものを選んでいいということでアールティ社さんのRX631ボードを頂きました。
RX631のマイコンボードは手ごろなものが他に発売されていないのでとてもうれしいです。
新しいパーツやセンサーのテストにはこのボードを使ってテストしたいと思います。
(まだ単体で販売していないので使うのは回路図をいただいてからです)




以上がトレーサーです。




ハーフマウスに関しては......



みなさんの前で演説をしてまいりました。


事の発端は1週間前、バッテリーの2セル化をした事から始まりました。
モータードライバーの定格を考えずに2セル化したので、ドライバーが死んでしまいました。
急きょピンアサインが同じドライバーに張り替えましたが、そのときエンコーダのパッドをはがしてしまい、絶望状態。そして今に至ります。


現在、金沢草の根大会に向けて新しい基板に部品をはんだ付け中です。
現在ここまで復活しました。(右が新しいのです。)




マイコンの書き込みとUI系の動作は確認できましたがまだまだやることはいっぱいです。
大会前日には会場入りするので金曜日までに走らせなければなりません。

金曜日というともう日にちがありません。ですが、大会までに何とかいけるところまで持っていきたいと思います。


最後に、関西地区大会の大会運営のみなさま、ありがとうございました。
とても楽しい時間と貴重な経験をつくことができました。 また来年も機会があったら参加したいと思います。


それでは、今回はこのあたりで





あと、先月はマイクロマウス合宿について書きたかったのですが書けませんでしたのでまた後日書きます。

2016年5月31日火曜日

5月の日常

月に一回のブログ更新をギリギリ保っています。
(今回は特にロボット関係の記事ではありません)

最近は大学祭やサークルで展示のお仕事があり忙しい日々が続きました。
来週からはマウス合宿に向けての準備と金沢草の根大会への準備が始まります。
なかなかゆっくりと休めない日々が続きますね。
ということで今月の学際や展示の様子について書こうと思います。

まず、5月21日22日にあったのが「YOU&iスーパーフェア」です。
福井の産業会館にて行われました。 車関連のフェアですが、うちのサークルにもお誘いがあり、一部のスペースで展示させていただきました。





この展示と同時に日曜日は金沢月例会があったので私は土曜日だけの参加でした。
一日だけの参加となりましたが子供たちが多くやってきて私たちはヘトヘトでした。
展示をしてくれたみなさんお疲れさまでした。



5月終わりの金、土、日は福井大学の大学祭でした。私はもう4年目となるので お役目はないかと思ってましたが、そんなことはなくしっかり3日間ともシフトがはいっておりました。
 
大学祭には6年前の代の相撲班の先輩や去年卒業された先輩方がいらっしゃって、とても楽しい時間を過ごすことができました。 いらっしゃった先輩2人はまた来月のマイクロマウス合宿にいらっしゃるので卒業した気がしませんね。



それでは、今月はあまり書くことがなかったのでこの辺で

2016年4月12日火曜日

DesignSpark Mechanicalに歯車をインポートする方法

タイトル道理、歯車をインポートしようと思います。


DSMでは歯車を書いてくれるツールはないので自分で書かなければいけません。
ですが自分で書くのは面倒なので「Gear Model For 3D Printer」というサイトから3Dデータをもらってきましょう。

↑のリンクから飛んでもいいのですが今回は「からくり工房I.Sys wiki」からリンクをたどっていきましょう。


これが私が所属するからくり工房I.Sysのページです。
現在、マイクロマウス合宿について特設ページを開設しているので、マウスに興味ある方は是非ご参加ください。  6月11日(土)~12日(日)福井県あわら市温泉 白和荘



 「Gear Model For 3D Printer」については「ソフトウェア」の「歯車」からサイトに飛ぶことができます。



するとこのようなサイトに飛びます。
いろいろなタイプの歯車をシミュレートすることができます。

  

今回はモジュール0.3の36枚歯を作ってみたいと思います。
①で必要な歯車の情報を入力します。ここで注意しなければいけないことが「中心穴直径」と書いてある項目は実は「中心穴半径」だということです。実際にインポートしてみて気づきました。
あとは②③と押せばSTLで歯車のデータを得ることができます。




あとはこれをDSMでSTLの単位をミリメートター設定で開くだけです。
データの移動や選択するときは 、ストラクチャービューから選択してください。
選択ボタンでの範囲指定はデータが崩れる可能性があります。


以上

2016年3月22日火曜日

DMM.make 3Dプリントサービスについて

前回言ったようにDMMの3Dプリントサービスを利用したのでそれについてまとめたいと思います。


取り合えず、3Dプリントを使用する経緯はサークルのCNCのモーターから異音が鳴り出したことが発端でした。大学の工場にお願いしてもいいのですがこの際ですから3Dプリントというものを試してみようと思いました。

今回私が発注したのはDMM.makeです。
発注の仕方は非常に簡単でしたが注意点もあるようなのでここにまとめておこうと思います。



このようなサイトになっております。 真ん中にある3Dデータをアップロードを押して拡張子STLのファイルをアップロードします。

ここで、アップロードするデータですが今回はDesignSpark Mechanicalで3Dデータを作りました。
とりあえず下の形のモーターマウントをアップロードすることにします。



保存形式はSTLですので拡張子を変更します。この時、デフォルトでSTLのエクスポートの解像度が中になっています。このままだと3Dデータが 角ばって出力されてしまうのでオプションから解像度を高もしくはカスタムであげてやります。(私はこれをやり忘れました。)



こうしてできたファイルをアップロードします。 
アップロードするとマイ3Dデータに新たに追加され、チェック中となります。 
1、2分するとチェックが終わり造形可能か不可能かを教えてくれます。

 
注文に進むと造形する素材・種類を選択することができます。
私はアクリルの"Xtreme Mode"で発注しました。この場合3177円ですね。ちなみに送料は無料でした。
最近はクリアアクリルやポリカーボネイトでも作ってくれるようです。
(PCはお問い合わせ素材のようなので普通には選択できません)
思った以上に素材とカラーがあり驚きました。




あとは艦これで余ったDMMポイントもしくはクレカで注文するだけです。
今、アクリル素材を使った場合遅延が発生しているらしく、アクリルXtremeModeで発注した場合発注から手元に届くまで2週間かかりました。マウント以外にもう一つ頼んだものがありアクリルUltraModeで発注したら1週間ほどで届きました。

実際に届いたものに1331モータとタイヤを付けてみたものがコレです。



アクリルのXtremeModeですが、マウント上部の跡が気になりますね。そこ以外のところは同じような色をしていました。
かみ合わせも問題なく、マウスやトレーサーで使用する程度であれば許容範囲内です。


ですが、使用しているうちに問題が発生しました。
トレーサーを走らせているときゴールプログラムをコメントアウトした状態で走らせてコース外にロボットが行ってしまいました。この時、コースと地面の高さは5cmほどあったのですが地面にぶつかりマウントが折れてしまいました。折れたのはシャフトを支える部分です。
大会が近かったので接着剤で何とか補強しましたがその2日後にまた別の個所が折れました。
強度不足の設計をしてしまったのとアクリルが割れやすいということもあり次は違う素材で折れないような設計で作りたいと思いました。


2016年3月21日月曜日

熱田の森大会惨敗!

こんばんわ

3月20日(日)に熱田の森大会に参加してまいりました。
結果は散々でしたが大会までの過程について書こうと思います。

まず、極秘開発で新作トレーサーを開発していました。
それがこれ「楓Ⅱ(かえでつー)」です。



ベースは平井さんのSimpleTracerです。
センサ基板は新たに2個並列のセンサを2セット増やしました。
メイン基板についてはマウスで使ってるRX631の100ピンを採用し、10ポイントLED、吸引機構、LCDといろいろ盛り込みました。
吸引ファンとモーターマウントに関してはDMM.makeで3Dプリントしてもらいました。
作ってもらったものの評価については次のブログ記事に書こうと思います。


ことの発端は自分が熱田の森大会のルールブックを読み間違えて吸引OKだと思ってしまったことから始まりました。 結局大会当日ダメということを知りましたがマウスで吸引機を作る予定だったのでよい経験になりました。


プログラムに関しては前作をベースにはしましたが制御系を少し変えて書くことにしました。
機体完成が大会2週間前と遅れてしまいましたが全日本大会での1つ前の区画で止まるバグを直し、ショートカットプログラムも実装することができました。

後輩のアパートでの練習動画を上げておきます。(この時はショートカット未実装)





吸引についてまだ謎なところは多いですがひとまず走るようにはなりました。
吸引力は測ったことはありませんが自重を吸えることは確認できました。
(画像は先輩のSNSより)


ちなみに、コースをさかさまにして吸引しながらトレースできないかとやってみましたができませんでした。


大会会場では、大先輩の新作を見せてもらったり宇宙人の方々からマウスとトレースについていろんなお話を聞くことができました。
やはり、大会に参加するといろんな人からお話を聞くことができるのでとても楽しいです。


今大会で負けた悔しさをバネにして次の大会に向けて今日から頑張っていきたいと思います。





2016年2月23日火曜日

熱田の森大会ピンチ

月に1回のブログ更新は何とか続けることができているようです。
もっと書けることがあればいいのですが技術的なことを書くのは自分には難しい。


さて、今回は熱田の森大会についてです。
(参加締め切りが26日までなので参加予定の人はお忘れなく。)

3月19日、20日に愛知で開催される熱田の森大会に参加予定ですがまだ機体がありません。
メイン基板は春節チャレンジに大失敗しセンサー基板2/17日に発注したばかりです。
追い打ちにサークルのCNCのモーターがイカレテしまったことによりモーターマウントすら作ることができなくなってしまいました。
よって急きょDMM3Dにモーターマウントを発注することにしました。


今回、マウントの材質はアクリル(Xtreme Mode)で注文しました。
発注後に気づいたのですが、こんなお知らせが...


【遅延のお知らせ】
現在、注文殺到により下記素材で最大2週間程度の遅延が発生しています。
・アクリル(Ultra Mode)
・アクリル(Ultra Mode)カラー
・アクリル(Xtreme Mode)
ご迷惑をお掛けしますが、注文時にご確認頂きますようお願いします。


どうやら、年末からずっとこんな感じらしいです。


これ以上遅れるとさすがにまずいぞと思いましたが、どうしようもないので現在はトレーサーの開発を中止して相撲ロボットを製作しています。

なぜに相撲ロボット!?と思う人もいると思いますがうちのサークルは、
・マイクロマウス班←(私の所属)
・ロボトレース班
・ 相撲ロボット班
の3つの班に分かれて活動しています。他の班の手伝いをすることはよくあることです。


そもそも現在相撲班のメンバーは1名といっていいでしょう。(しかも1年生)
さすがに1人では難しいのでサポートすることにしました。
相撲について勉強するべくいろいろなサイトや本を見ているとだんだん相撲ロボットに興味がわいてきました。
自分は"大電圧教"には入信していませんが力強いそうなロボットばかりで見ていて面白いです。
特にこの動画の35秒あたりのことは大会へ行くとたまに見れるそうです。



まぁ自分たちの相撲ロボットはというとモーターが回っただけで喜ぶといった技術レベルです。
完全に技術がロストしていますね。
ですが、今年の1年はやる気にあふれているのでここから怒涛の追い上げをしていくと思います。
まずは1回戦勝利を目指して...



次のブログネタはDMM3Dプリントサービスについて